2024年4月よりドライバーの残業時間が年間960時間に低減されましたが、ドライバーだけでなく運行管理者とその補助者の残業時間も気にしなければなりません。
橋場では、仲池上事務所に遠隔点呼機器を設置し、8月1日より仲池上事務所所属のドライバーに関して、遠隔点呼による業務前・業務後点呼をスタートいたしました。
仲池上事務所は小規模の事務所ということもあり、常駐の運行管理者(補助者)が少なく、特に「定休である土曜日曜の点呼をどうするか」という問題がありました。遠隔点呼機器導入により、仲池上の運行管理者が休日出勤して点呼をする必要をなくし、新砂センターの運行管理者(補助者)が点呼執行をおこなうことで、運行をスムーズに進めることができるようになりました。
カメラと音声に加え、検温結果による体調の確認や、顔認証により「なりすまし」を防止できるため、対面点呼と変わらない精度で点呼業務をおこなうことができます。
働き手不足、残業抑制など、運送業界の問題は山積しておりますが、各種問題を解決するために、DXの推進や助成金などを利用した働きやすい環境の整備を進めていきたいと考えております。